こんにちわ。るーです。本日もよろしくお願いします。
というわけでして、本日の記事題名になっている…こちら。
について語っていきましょう。
風の四コストにして久しぶりの空賊に対する追加カード、バルフレア。
出た当初は、まずネームが…なんて言う感想が僕は一番でしたね。ちょっとネガティブから始まってしまいますが、FFTCGに置いて最新のカードを見る際に真っ先に見られるポイントの一つなので致し方ありません…作品単以外では一般アイコンのない同名キャラクターは場に存在できないのがFFTCGですからね。致し方ない…。
テキストの内容を見るとバルフレアらしいテキストではあるのですが、ゲームルール上は新しい空賊キャラで出て欲しかったですね。
さて、では実際に掛かれている内容に触れていきましょう。
上でも書いていますが、ジョブは空賊。カテゴリはそのイラストタッチからも分かる通りにFFT…ファイナルファンタジータクティクス獅子戦争からの参戦により、FFT及びFFⅫからの出典となります。よって…
同時収録されました此方のオヴェリアの恩恵を受ける事が出来るバルフレア。
【13-086R】アグリアスと共に現在スタンで暴れていると思われる一枚の恩恵を受けられつつ、空賊の使用カラーは風水とマッチ。更にバルフレアの一段目のテキストがオートアビリティなのでSアビリティのマバリアとも相性がいいですね。
実際に私も先日のL6構築の自宅名人戦にて
此方のデッキを使用しての参戦。
結果は2-2の四位という何とも言い難い結果でしたね…。
とは言っても、下馬評にすら顔を出す事がなかった空賊で二勝拾えたことは個人的には満足しています。どうしても話題に上がり辛い空賊、そんな空賊の特徴を筆者が個人的に解説していきましょう。先に言っておきますが、個人的な解説ですからね!そこを念頭に置いて読んでください。
空賊の強み
①組み合わせによって一ターンに大量にフォワードを横並びできる。
このカードによってカテゴリⅫのフォワードが出るたびにバックアップが一枚起き上がる…つまりは1CPお得にカードを展開できるのでカードを出せば出す程にコストが浮きます。なので、今回の議題のバルフレアで例えばバックアップに【10-056R】ノノと【9-054C】パンネロが居る状態(パンネロの枠は風ならOKです)でキャストしたとしましょう。
墓地には【10-044H】ヴァンと【10-048R】カイツが居る状態であれば…。
バルフレアのキャスト。
↓
バルフレアのオートアビリティ誘発&ノノのオートアビリティ誘発。
↓
ノノのテキスト解決で風のバックアップを起こす。
↓
バルフレアのテキスト解決によりヴァンがフィールドにプレイ。
↓
ノノのオートアビリティが再度誘発。
↓
ノノのテキスト解決で風のバックアップを起こす(この時点で風のバックアップが二枚起きている状態)
↓
ヴァンがフィールドに出たことにより、ブレイクゾーンのカイツのオートアビリティが誘発。
ノノで稼いだリソースでカイツのテキストを解決。
↓
三度ノノのオートアビリティが誘発して好きなバックアップを起こす。
ざっと簡単な行動ですが此処まででフィールドにバルフレアとヴァンとカイツと三体のフォワードが登場し、かつバックアップが最終的に一枚起き上がった状態まで持ってこれます。ポンポンポンとフォワードが簡単に追加されるという空賊らしいフットワークの軽さによって展開。更に――
②お手軽にパワーを上げて攻められる。
このカードによって、+2000のパワーアップを空賊各自が得られます。
+2000という数値は召喚獣を呼び出すか、バックアップのアクションアビリティ(大抵は自己を千切って)によってぐらいしか起こせないアクションをオートかつリッキー以外の空賊すべてに与えるという破格のテキスト。ジョブ縛りはあるもののオーバーコスト…空賊にとってのパワーカードの一枚により切り込んでいけるのが空賊の強み。
では、今度は逆にちょっとした弱み(?)を書いていきましょう。
総じてTCGにおける横並びが得意なデッキタイプが一番嫌がるのがリセットカード。
特に【1-107L】シャントットによるリセットは墓地利用…ブレイクゾーンからの再利用も行えるようになった空賊には厳しい一枚。ゲームから除外されてしまうとリサイクル出来なくなってしまいますので、一番嫌いなリセットカードの一枚ですかね。
後は【13-129S】フィリアによる全フォワードに対して10000で焼き払ってくる此方もリセットカードの一枚ですが…上記でも載せているカイツのテキスト及び、バルフレアのアクションアビリティである起きている空賊を二体寝かせる事によって+2000及びヘイストを与えるテキストにより一体もしくは二体ほど生き残らせたりも出来たりします。相手の盤面と手札を読んで此方で対策準備をしておかないといけませんが何とか生き延びさせることが可能です。…が、ですが…!
ぶっちゃけた話、個人的にはリセットカードはそこまで苦ではありません。何故か?
それは強みでご紹介した通りのギミックがある為です。横並びするデッキでありながら、リソース最小限にて展開していく事も可能なのが空賊。出せば出す程にコストは軽くなり元々空賊のフォワード自体も小粒なモノが殆どであるため、頑張って相手はリセットしたのにも関わらずターンを返すと全く同じ盤面をまた一瞬で構築されたり、ひどい場合だと余計に悪化したりなんてこともあるのが空賊。
賊ですからね、賊なんてファンタジー世界じゃ掃いても掃いても湧いてきますから(^ω^)
大抵のリセットカードは極端に重いデザインが大半な為、むしろ悪手だったなんて事も…。
といった感じ空賊というデッキは横並びをして、かつ殴りに行けるというコンセプトをもつデッキタイプ。
そんな中に収録された【13-048H】バルフレアはとても噛み合いますし、なんと言っても此方のカード…
FFTCGをそこそこプレイしている方には御馴染みの火の強カード。
【12-002H】アマテラスに対しての対抗手段を手に入れたことが一番の強み。
【10-126R】リッキーはアタックフェイズに入ると強制的にオートアビリティが誘発し、かつ自身のパワーを上げる事が出来ない為にテキストを消された上に本人が殺されてしまうという部分に置いて、テキストは無効にされますが生き残ることが出来るという…更にバルフレア本人もテキストのコストで寝かせるだけなので、自身のブレイクゾーンからのリアニメイトに対して撃たれたアマテラスも空賊を二枚…バルフレア本人も寝かせることが出来ますので他に空賊を一枚用意しておけば簡単に回避することが出来ます。(リアニメイトテキストは無効化されてしまいますが)
【12-002H】アマテラスは相手のフォワードも討ち取ってこその部分もありますので、これだけで相手は撃つことを渋りますね。
最後に、総括といきましょう。
四コストバルフレアは空賊カテゴリに強力な一枚として追加されたカード。
流行りの火の強カード、アマテラスに対しての対抗手段となり空賊二枚を寝かせるだけでヘイストとパワー+2000という攻防に置いて駆け引きを突きつけ、ブレイクゾーンからのリアニメイトをもこなすという破格の一枚。
空賊デッキを組む際には是非とも、三枚投入することをおススメします。
それでは、また!